SharePoint(シェアポイント)とは?
SharePointは、Microsoftが提供する情報共有の製品、テクノロジーです。シェアポなどと略して呼ばれる場合もあります。
現在は、「Microsoft SharePoint Server 2010」が最新バージョンです。
以前のバージョンでは名前に「Office」がついていて MOSS(モス、Microsoft Office SharePoint Server)と呼ばれていましたが、Officeがなくなりましたので、「SPS」「SPS2010」と呼ばれるようになったみたいです。
以前のバージョンと比較して、AccessデータベースのコンバートやOfficeリボンインターフェイスなど大幅に機能拡張されています。
SPSには、標準的な Standard Editionと、ビジネスソリューション機能付のEnterprise Editionがあります。
SPSのベーステクノロジーは SharePoint Foundation 2010です。SharePoint Foundation 2010は無償で、
Windows Server 2008、Windows 7などにインストールできます。
SharePointのデータは SQL Serverに格納されます。無償のSQL Server Express Editionを使用することもできますが、データ容量に制限があるため注意してください。
SharePointのWebインターフェイスは IIS上で動作します。IISは Windows Server 2003,2008などに標準で
インストールされるWebサーバーです。
その他にも、SharePointをインストールするためには .NET Framework 3.5 SP1以降が必要です。
SharePoint Server 2010とSharePoint Foundation 2010の主な機能の違いを下表に示します。
| 機能名 | SharePoint Foundation 2010 | SharePoint Server 2010 Standard Edition |
SharePoint Server 2010 Enterprise Edition |
| ソーシャル ネットワーク 機能 (タグとメモ、 個人用サイトなど) | − | ○ | ○ |
| コンテンツ 管理機能 (SharePoint Server 発行機能など) | − | ○ | ○ |
| 検索機能 | サイトコレクション内のコンテンツ検索のみ | Search Service Application クロールのスケジューリング、インデックス サーバーの冗長化、検索先の追加などが可能。Web サイト、ファイル サーバー、Exchange Server のパブリック フォルダーなどが検索できる |
(左記に加えて) FAST Search Server 2010 for SharePoint の併用ができ 詳細なコンテンツ検索が可能。 |
| データ分析 可視化機能 | − | − | Excel Services グラフ Web パーツ PerformancePoint Services PowerPivot for SharePoint |
SharePointでできること
Microsoft SharePoint Server 2010(以下、SharePoint Server)は
Microsoft SharePoint Foundation 2010(以下、SharePoint Foundation)をベースとしています。
旧バージョンの
Microsoft Office SharePoint Server 2007(以下、SharePoint Server)は
Windows SharePoint Services 3.0」(以下、WSS)を
ベースとしています。
SharePoint Foundation(旧、WSS)は、小規模なチームでの情報共有ができます。
ドキュメント共有、Wiki、ブログ、RSSサポート、ディスカッション、連絡先、予定表、タスクなどの基本的な機能があります。
SharePoint Serverは、中大規模なチーム、企業での情報共有ができます。SharePoint Foundation(旧、WSS)の機能に加え、検索やコンテンツ管理などのエンタープライズ機能があります。
SharePointの用語
SharePointには独自の用語があり、SharePointを構築・運用する際には それらの基本的な用語を理解している方が、
スムーズに作業がすすみます。
MicrosoftのWebサイト(MSDNサイト、Officeサイト、SharePointサイト)では
SharePointに関する情報が提供されていますが、複数のWebサイトにわかれているために理解が時間がかかります。
また、SharePoint移行サービスなどを提供しているSI企業のWebサイトでは、
SI企業が提供しているサービスに関する部分しか情報がなく、
SharePointの全体を理解するのが難しく感じます。
| 機能名 | 説明 |
| コラボレーション(Collaboration) |
コラボレーション(Collaboration)は、協力, 協同という意味です。 企業内で複数の人員が共同して作業する場合に、 作業効率や生産性を向上させる目的があります。 SharePointのコラボレーション機能では、 ブログやWikiを使った情報共有や、 ガントチャート形式のスケジュール管理などがあります。 |
| ポータル(Potal) |
ポータル(Potal)は、玄関という意味です。 1990年代後半に 何かインターネットやイントラネットで作業を行う際に 一番最初にそのWebサイト(またはWebページ)にアクセスする という考えがありました。日本国内では Yahoo!などがポータルサイトとして、 いまでも有名です。 SharePointのポータル機能では、これまでのバージョン (SharePoint Portal Server 2003)などと比較して 簡単に「サイト」を作ったり、複数のサイトを「サイトコレクション」 として管理できます。 |