
注目リンクの概要
オンプレミス SharePoint 2013、SharePoint Onlineで登場した「注目リンク」。いまどきの「動きがあって」「画像(背景)が指定できる」リンクとして、Webページの見栄えを良くするのに役立ちます。

1つ1つの四角の画像(または色)は「タイル」と呼ばれることがあります。タイルメニュー、タイル画像、タイルリンクのように「タイル+単語」で呼ばれることもあります。
注目リンクの設定項目
タイトル、背景イメージ、説明、リンクの場所、動作の開始、順序が設定できます。
注目リンク タイトル
タイトルは 英数半角15文字まで表示されます。それ以上の文字を 空白なしで指定すると16文字以降は表示されません。
適度に空白を入れれば、2行表示で 英数半角 30文字まで表示できます。
タイトルは 全角10文字まで表示されます。
それ以上の文字を 空白なしで指定すると11文字以降は表示されません。
適度に空白を入れれば、2行表示で 全角 20文字まで表示できます。

はみ出た部分は、タイル上にマウスカーソルを合わせると表示されます。
表示フォントタイプ、フォントサイズをカスタマイズすると、表示できる文字数も増減します。
注目リンク 背景イメージ
背景イメージは、幅 150px 高さ 150pxの画像ファイルを指定します。下部 三分の一(50px)の高さに、タイトルが表示されます。

画像ファイルサイズは 150x150 pxですが、そのうち 上部 150x100 px部分だけに 色・模様・イラストを入れて、下部 150x50 px部分は 白無地にしておくと タイトルが読みやすくなります。
また、タイトルの背景色は、背景イメージ画像の色合いによって自動的に(灰色や濃い青色)に変わります。
注目リンク 説明
説明は、タイル上にマウスカーソルを合わせた際に表示されるテキストです。説明は 英数半角17文字まで表示されます。
それ以上の文字を 空白なしで指定すると18文字以降は表示されません。
適度に空白を入れれば、6行表示で 英数半角 107文字(= 6行×17文字)まで表示できます。
タイトルは 全角11文字まで表示されます。
それ以上の文字を 空白なしで指定すると12文字以降は表示されません。
適度に空白を入れれば、4行表示で 全角 44文字(= 4行×11文字)まで表示できます。
表示フォントタイプ、フォントサイズをカスタマイズすると、表示できる文字数も増減します。
注目リンク リンクの場所
「リンクの場所」には、タイルをクリックしたときに Jumpする先のURLを指定します。注目リンク 動作の開始
「動作の開始」には、タイルをクリックしたときに そのページ内で遷移するか(→ ページ内で移動)、ページの上にダイアログを開いて表示するか(→ ダイアログ)、Internet Explorerの別タブを開いて表示するか(→新しいタブ)を指定します。注目リンク 順序
順序には数字で、タイルの表示順序を指定します。小さい番号から大きい番号の順にタイル表示されます。注目リンクのビュー
注目リンクには、「タイル」と「すべての注目リンク」の2つのビューがあります。「タイル」は 実際にWebページ上でリンクとして表示するためのビューで、「すべての注目リンク」は 管理者がリンクの情報をメンテナンスするためのビューです。「すべての注目リンク」ビューから「タイル」ビューへは 簡単に切り替えできますが、「タイル」ビューから「すべての注目リンク」ビューへの切り替えは解りにくいです。注目リンクを初めて使う方が 迷子になるところです。
「すべての注目リンク」ビューから「タイル」ビューへは 「新しいアイテム」の下にあるビューセレクタで 「タイル」をクリックすると切り替わります。

「タイル」ビューから「すべての注目リンク」ビューへの切り替えは、上部リボン[リスト]タブ、現在のビューでを[すべての注目リンク]を選択します。リボンは通常は展開されていないので、切り替え方法が解らず 途方に暮れる管理者が多いです。

ビュー切り替えを簡単にする方法は、「すべての注目リンク」を既定ビューにすることです。「すべての注目リンク」が既定ビューであれば、サイトコンテンツ画面から注目リンクを表示した時に「すべての注目リンク」が表示されるようになります。