モダン クイックリンク Webパーツ
SharePoint Online モダンのサイトページ、Webパーツを色々と評価 していますが...今回は「クイックリンク (Quick links)」Webパーツについてです。クイック リンク Webパーツは、カルーセルで複数のリンクが表示できます。
モダン クイックリンク Webパーツの使い方
クイックリンク Webパーツを追加すると、何となく出来上がってる風な画面が表示されて、右側にWebパーツの設定パネルが表示されます。しかし この状態では(当たり前ですが)何もリンクがありません。
まずは「クイック リンク」という Webパーツタイトルを お好きな名前に変えましょう。次に [リンクの追加]をクリックしましょう。
「リンクの追加」では、SharePoint/OneDriveなどのライブラリやファイル、アップロードしたファイル、URL入力でリンクが追加できます
リンクの追加が完了すると、クイックリンク Webパーツのコンテンツエリアに 画像と説明付きのリンクが追加されています。そして、右側のWebパーツ設定パネルが リンク設定用に変わります。
[保存して閉じる]、[発行]をクリックすれば、クイックリンク完成です。
モダン クイックリンク Webパーツの設定オプション
クイックリンク Webパーツの(全体)設定では レイアウトオプション、画像表示有無が指定できます。レイアウトオプション「コンパクト」では、画像表示の有無が指定できます。レイアウトオプション「映写スライド」は別名「カルーセル」で、画像表示の有無は指定できません。
クイックリンク Webパーツの(個々のリンク)設定では リンク先のURL、タイトル、画像、代替テキストが指定できます。リンク Webパーツよりは 細かな設定ができるので 便利ですね。
クラシック時代の リンクリスト、注目リンクリストは モダンでは使えませんが、それらの代替としてリンク Webパーツ、クイックリンク Webパーツを作ったようですが...クイックリンク Webパーツは とても「モダン」ですね。いままで コンテンツ検索 Webパーツや jQueryで苦労して作ってたのは何だったんだ・・・。
(2018.04.04 追記)
クイックリンクWebパーツを追加したページを含むサイトの「サイトテンプレート」を作成して、新しいサイトに「サイトテンプレート」を適用したら・・・クイックリンク Webパーツのリンクが 微妙な展開具合でした。
リンク先のURLは絶対値なので Googleなどの外部URLであれば テンプレートを作成したサイトでも テンプレートを使って作ったサイトでも 同じリンクになります。
しかしながら リンク先のURLが テンプレートを作成したサイト内にある ドキュメントライブラリの場合、テンプレートを作ったサイトでも 絶対値URLなので テンプレートを作成したサイトを指しています。
( ,,`・ω・´)ンンン? 残念。サイト内を指しているURLであれば、相対値URLでテンプレート展開して欲しかった。